ティロ脳

まどマギ考察を言い訳にした屁理屈サイト。でも全ては愛なので許してください。

姫路山陽百貨店の「まどか☆マギカショップ」に行ってきました

※ ローカルネタおよび、個人的な体験によるネガティブな内容が含まれています。ご注意ください。



 26日の午後、予定がまるっと空いたので、気晴らしドライブを兼ねて、姫路駅前の姫路山陽百貨店「まどか☆マギカショップ」に行ってきました。奈良から120km、結構渋滞があったので2時間かけて。
 熱心と思われるかも知れませんが、私はうろちょろするのが好きなので、休日の過ごし方ってこんなもんです。意味も無く琵琶湖一週ドライブしたり、JR和歌山線沿線の温泉施設をハシゴしたり。そう言えば『叛逆の物語』の見納めは、新快速に乗って敦賀まで行きましたね。楽しい小旅行でした。


 で、私は元々グッズ欲は強くなくて、目当ての商品があったわけではないのですが、やっぱりまどマギ空間に取り込まれるのは楽しいものです。そんな中で思いがけず見つけたのが、山川賢一著『成熟という檻』とハノカゲ著『魔法少女まどか☆まどか The different story』上中下巻。
 ニワカの宿命として買いそびれていた本なのですが、ずっと気になっていたものです。今回、実物を手に取って内容を確認した上で購入できたことは、大きな収穫でした。


 まあこれで十分満足だったのですが、買い物の途中でちょっと気になる店員の会話を耳にしました。
 「(チラシ)配れた?」「興味のある人はいいんですけど、そうでない人の『何これ!』という反応が多くて、心が折れました(大意)」「そっか」
 そんな話ファンに聞こえるような所でするなよ!ということは、まあ置いときます。でも、そうなるだろうなとも思います。彼女らは多分アニメには興味が無くて、たまたま「まどマギショップ」に配属されただけなのでしょう。(彼女たちからすれば)もっさい野郎がボツポツと来店するだけのオタク向けイベントでは、モチベーションが上がらないのは仕方無いことかも知れません。
 実際、平日の午後だからだと思うのですが、ショップのお客さんは少なかったです。30分ほどそこにいたのですが、その間にレジを通ったのが2名だけ。例のエプロンも大量に陳列されていました。地方都市のショップって、こんなものなのでしょうか?
 そもそも山陽百貨店自体からして、このイベントに対する熱意が感じられず(ほとんど宣伝していない)、個人を責める気にはあまりなれなかったので、私は何だか少し申し訳ない気持ちになって、あれこれ商品を買い足してレジに持って行きました。
 



 ところで、これは私の個人的な感想なのですが、奈良という地方都市に住んでいると、まどマギが流行ってることにあまり実感が持てません。
 奈良市近郊の映画館では、『叛逆の物語』の入場者特典が、大阪や京都よりずっと後になっても手に入りました。私が観に行ったのは平日のレイトショーが多かったのですが、封切直後を除いてほとんどが入場者数10人前後。必ず良席が取れるのは嬉しいのですが、いつ上映が打ち切られるかという不安も感じていた記憶があります。
 またグッズや本の販売についても、日頃からうろちょろし回ってるから分かるのですが、大都市と地方都市そして農村部では、大きな違いを感じます。ローソンなどで関連商品が発売されるたびに、「近所数件を回ったけど全て売り切れ!」とかいう大都市在住者の書き込みが見られますが、うちの近所では5日後でもちゃんと残っています。もっと田舎(山の中で国道沿いにポツンとある店とか)だと、大都市では影も形も無くなったずっと後でも、入荷時と同じ状態で陳列されてたりもします。


 では奈良の人口がそれだけ少ないのかと言えば、多分それだけの問題ではないでしょう。
 奈良から通勤通学で大阪や京都へ通っている人の多くは、そこで映画を見たり買い物をしてから奈良に帰るのではないでしょうか。またそうでない人にとっても、映画を観たり買い物や食事をするために大阪に行くことは、ごく日常的な感覚だと思います。電車で30分程度の距離なのですから。
 ところが大阪の人にとっての奈良は、すごく遠くにあってたまに行く観光地ぐらいの感覚だそうです。当然、自分達が映画を観たり買い物をする所だとは、想像だにしていません。
 このことは、全国の大都市とその郊外で見られる現象だと思います。


 でも冷静に考えれば分かることですが、郊外から大都市に行くのも大都市から郊外に行くのも、条件は同じです。そして郊外では、大都市では得にくい映画館の良席や人気グッズが簡単に手に入ります。
 特に車での移動が可能な人は、ぜひ試してみて欲しいと思います。仕事やレジャーのついででもいいです。ふと立ち寄った本屋やコンビニで、諦めていたあの商品が見つかるかも知れません。
 また話は姫路のまどマギショップに戻りますが、神戸や大阪(同じ距離なら岡山も)の人も、思い切って姫路まで買い物に出かけてもらえればと思います。あの店員たちにまどマギの良さを分かってもらうのは難しいかも知れませんが、せめて「まどマギショップをやってよかった」と思えるだけの賑わいと売り上げを見せつけるのも、ファンとしての愛情表現だと思うのです。


 だれも見ていないブログで吼えても、何の足しにもならないのですが…






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